ハウスメーカーS・合志綾子(仮名)・当時31歳
Q1)転職のきっかけは?
阿蘇の雄大な自然の中で育ったせいか、年を重ねるごとに都会の喧騒がストレスになっていました。地元に帰ろうかと悩んでいた時に結婚が決まったので、彼に熊本に移住して熊本で子育てをしたいと相談しました。彼は福岡出身の方で、結婚するなら地元に帰りたいと考えていたそうで、すぐに快諾してくれました。福岡と熊本のどちらにするかで何度も話し合いをし、子育てをするなら私の両親の近くが良いだろうと熊本に決まりました。ですので、Uターン転職のきっかけは「結婚」ですね。
大手楽器メーカー・佐藤浩一郎(仮名)・当時31歳
Q1)転職のきっかけは?
生まれ故郷である浜松市にお金を落としたいですし、グローバル企業で活躍したかったからです。東京はどちらかと言えば内需に特化した大企業が多いので、外に目を向けたかったのもあります。それに、前の会社では車での通勤は許可されなかったのも大きいです。体質だと思いますが、毎日ほぼ満員の電車に乗って行き来していると、心身ともに疲れていくのが分かります。車通勤なら自分の時間として音楽を聴いたり、街の喧騒から遮断されますしね。
IT企業B・仙台 花子(仮名)・当時21歳
Q1)転職のきっかけは?
地元に住んでいた恋人との結婚を考えており、今後の生活を考えた際に、何かと実家が近くにある方が安心だと考えました。仕事のキリが良いタイミングでのUターンを考え始めました。丁度そのタイミングで納期が決まり、次のプロジェクトをどうするかの話し合いが始まろうとしていた為、このタイミングを逃してはいけないと転職を決断しました。
IT企業A・山中 彰浩(仮名)・当時34歳
Q1)転職のきっかけは?
それまで勤めていた会社は、大学を卒業後に就職をして15年近く勤務を続けていましたが、成果に見合うだけの待遇を受けられませんでした。何度話し合いの場を設けて頂き交渉を重ねましたが、経営状態の悪さを理由に平行線のままだったことで、不満が募り退職を決意しました。仕事を辞め次の転職先を探そうと動き始めた矢先、父が病気で倒れ介護が必要になり、地元で働きながら親の面倒を見ようとUターン転職を選択しました。
スーパーE・佐藤 太郎(仮名)・当時32歳
株式会社システックス・小島 美香(仮名)・当時33歳
IT会社A・山岸 渉(仮名)・当時33歳
公立小学校A・太田 麻子(仮名)・当時38歳
Q1)転職のきっかけは?
美大のデザイン学科への進学をきっかけに一度都内へ出たものの、いずれは群馬に戻って働きたいと思っていました。大学で美術教員の免許を取りましたが、その時は教員になる気はなかったです。都内と群馬で就職先を探しましたが、当時は就職氷河期だったこともあって、群馬では希望の仕事が見つからず、都内のデザイン会社で働き始めました。けれど、10年たって仕事ばかりの生活に疲れてきて、やっぱり故郷の群馬で落ち着いて暮らしをしたいと考えるようになったのがきっかけです。せっかくなら、昔取った教員免許を使って働いてみようと思いました。